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技術紹介NO.48(環境保全 樹脂リサイクル自動化)


技術紹介担当の営業課 牧〇です!

第48回は「環境保全 樹脂リサイクル自動化」を紹介します。

まず、樹脂のリサイクルについて簡単に説明します。
成形工程では製品とスプールランナーが発生しますが、
このスプールランナーを粉砕機を用いて粉々にしてから、再利用をしています。

スプールランナーとは・・・
溶けた樹脂が成形機から金型内の形状部分に
たどり着くまでの通路のことです。

これは成形が終了し、成形品が完成すれば
不要となり捨ててしまいます。
(プラモデルを例に説明すると、
 パーツ以外の捨ててしまう部分がスプールランナーです。)

このスプールランナーの再利用を 
一般的には「ランナーリサイクル」と呼びます。

樹脂の使用量、廃棄量が減る為
原価低減はもちろん
環境負荷低減にも繋がります!
このように当社は、環境に配慮した生産を行っています!

とはいうものの、
今まで「ランナーリサイクル」は
粉砕機で粉々になった樹脂を人の手で投入していました。
 

しかし、スプールランナーの粉砕から
成形機への供給までの工程を
人の手を介さず、自動で行うことに成功しました!
(お!これって、原価低減のみならず、
 品質安定・5S向上にも繋がりますね!)

文章だけでは分かりにくい為写真でも紹介します。



上記は粉砕機の写真です。
今まではこのように
粉砕機から出た粉砕材を
袋へ回収し、人の手で投入していました。
 


今回、上記写真のように粉砕機にホースを繋ぎました。
 


粉砕材は、粉砕機から繋がれたホースで
オートセレクターを通じ、自動で投入される仕組みです。

 

写真でも分からないと思った方、
具体的にご説明を致しますので
是非、工場見学へお越しください。

当社の特色である
一貫生産体制や精密成型・精密プレス・フープ洗浄機も
併せてご説明致します。

尚、今回の技術紹介は
3月20日に社内改善発表会である
NPS発表会で発表された事例の一部です。
今後も、NPS発表会の改善事例を技術紹介で紹介します。

工場見学に関するお問い合わせは・・・
TEL:0265-86-3215 
営業課 田島 or 松本 or 牧島まで

※見学を希望される方は事前のお問い合わせ及び
  マスクの着用をお願いします。
  また、弊社の事情によりご来社をお断りする場合がございます。
  ご理解の程宜しくお願い致します。

以上です。

来月もご期待ください!

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